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技術紹介(提案別)

耐熱性に優れた耐熱用ゴムなどお客様のご要望に合わせた制作のご提案を行なっています。

耐熱用ゴム(耐熱性ゴム)は、滅菌消毒や殺菌消毒に対応する為医療機器や食品機器には欠かすことのできないものです。医療照明機器などの熱を発する箇所でも使用可能です。会津ゴム工業ではこれまで10万点以上の耐熱用ゴムの制作実績が御座います。ボイラー部品や給湯器などの熱を発する装置にも耐熱性ゴムは欠かせません。実は身近な日常の中でも数多くの耐熱用ゴムは使われておリ、我々の生活を支えているのです。

当社はその耐熱用ゴムの製作にプライドを持って取り組んでおります。是非一度当社自慢の耐熱性ゴム製作サービスをお試し下さい。必ずご満足いただける製品をお作り致します。

シリコン→EPDMの食品衛生法対応材料の提案事例

機械内部の水パイプの取り出しにシリコンチューブを使用しており、取り回し時にシリコンチューブが折れてしまい、水が流れなくなる不具合が発生。そこで、シリコンチューブを曲げた状態で納品ができるのかと相談を頂きました。

シリコンではなく、EPDMの食品衛生法対応材料を提案

お問い合わせ頂いた時点では、お客様は食品衛生法上、シリコンでないとだめだと思っていました。
弊社からはシリコンよりも硬い、EBDMの食品衛生法対応材料での代替を提案し、ホースを製作した後に治具により曲がり癖をつけ、細かな寸法を製作できる状態に修正しました。また両端部の差し込み径がそれぞれ違うため、片側の差し込み径を加工時に拡大して製作をしました。
素材をEPDMに変更することでコスト削減もする事が出来ました。

使用技術

  • ゴム押し出し成形
  • ゴムホホース曲げ加工(追加工)
  • ゴムホース内外径変更(片側Φ11→Φ13.5)
  • 材料:EPDM硬度70° 食品衛生法適合グレード
  • サイズ:Φ11~Φ14

医療用照明器具の製作の提案事例

従来のガラス製では打破できなかったデザイン性と機能を突き破りたい。機能性のプラスチックを活用した場合の提案が欲しい

ガラスからアクリルに材質変更

ガラスからプラスチック製カバーを採用し、材料となるアクリル材に特殊素材を使用しました。
それにより、一般アクリル樹脂よりも表面硬度が硬く傷が付きにくいものになり
照明カバーに必要とされる高透明性を実現、帯電防止材料により埃やゴミの付着が激減しました。

インジェクション成形からプラスチック圧空成形に工法転換

インジェクション成形品よりも、金型費用が大幅に安価になり
またデザイン性でもニーズにあったものが製作可能に仕上がりました。

使用技術

加工技術:プラスチック圧空成形加工
材料:帯電防止アクリル樹脂 厚さ2mm 透明
サイズ:φ760

探照灯窓枠ガスケット製作の提案事例

探照灯に使用する窓枠ガスケットの素材は高温に強いフッ素ゴムを使用していました。
お客様からの要望で、現状のものよりも低コストにて作成できないかとの相談があり新たな窓枠ガスケットの製作に取り掛かりました。

フッ素ゴムの代用を実現

高温に強いフッ素ゴムの代わりに耐熱シリコン材にベンガラ(酸化鉄)を混ぜることで
より強い耐熱効果を得ることに成功し、フッ素ゴムの代用を実現することが出来ました。
また、ベンガラを混ぜることにより、赤銅色に着色になっています。

使用技術

加工技術:成形プレス機 100t使用
材料:シリコン KE-552U(瞬間最高耐熱290°通常シリコン180°)
   材料にベンガラを混入し、耐熱性を向上させています。
サイズ:t2*200*180

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